サッカーのスペイン1部リーグ レアル・マドリードは22日、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表しました。
チームの成績不振による監督解任のウワサが騒がれていた中、このショッキングなニュースは今後の試合運びにどう影響するのでしょう。
ジダン監督の症状は?
レアル・マドリードは症状の有無を発表していませんが、同じ日にリーグ戦の前日会見を代行したコーチのベットーニ氏は「けさ彼と話したが、調子は良さそうだった」と語ったそうです。
11月までは選手側に陽性患者が目立って(現在は復帰済)いましたが、今月に入って同クラブのラウール・ゴンサレス監督の感染が報じられると、続くようににジダン監督も感染しています。クラスター発生が無いことを祈るばかりです。
今後のリーグ戦は?
すでにジダン監督は自宅での隔離療養に入っています。一定の期間をおき、再検査で陰性反応が出るまでは表舞台に出ることはできません。
23日のラ・リーガ第20節のアラベス戦、30日の第21節レバンテ戦はデビッド・ベットーニ氏(アシスタントコーチ)が代理で指揮を執ることになります。
アラベス戦後に行われる予定のレバンテ、ウエスカ、ヘタフェとの試合でジダン監督が指揮を執れるかどうかは回復状況次第です。
ジダン監督解任のウワサ
ジダン監督が率いるレアル・マドリードのトップチームは今シーズン成績が振るわず、先日20日にあったスペイン国王杯3回戦で格下の3部アルコヤノに敗れているほどです。
今年に入って続けてタイトル獲得を逃し、現在のリーグでは2位につけてはいるものの、首位のアトレティコ・マドリードとは勝ち点差「7」と大きく差をつけられています。
チームが非常に苦しい状況の中、地元メディアではジダン監督の解任の可能性も取り上げられています。
コロナの治療中に解任、となるとあまりにファン感情を逆撫でするので可能性は低いですが、今後の回復状況に加えチームの成績が気になるところではあります。
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